2009.6.もはやレースカーのFD (RX-7)試乗体験記



友人のO君のFDを運転させてもらったのでせっかくのインプレッションを。


元はFDなんですが、冷却系はVマウント、謎のタービンが付いていて、おそらく500馬力弱と。


エンジンはF-Con V Proでコントロールされていて、ブレーキはAlcon。


ワイドボディになっていますが、彼の凄いところは、ワイドボディにあわせて足廻りを適正化してあるところ。
これだけで、FDが何台買えたんでしょうか。タイムアタック仕様ですが、ちゃんと公認でナンバーもついていて公道走行できる状態。

動力性能 
まず、エンジンかけて一度ふかすと一応アイドリングします。しかし、1速での発進はかなりコツがいります。
(オーナーでも一度エンストさせたのを見逃さなかった!)
4000回転までは異常に遅いものの、4000回転から7000回転までは一気に吹け上がる。
レブリミッターがついていないので、そのまま踏めばレブらせてエンジン全損という、怖い仕様。


実際の走りも4000回転以上で走らせ続けると、本当に気持ち良く走らせます。
同日に乗ったGT-Rが遅く感じられる場面も多々あり。

足廻り 
基本的にそれほどストロークする足ではないものの、限界が全く僕には読めない。
GT-Rの限界なんてすぐに分かったものの、このクルマは何事もなくコーナーをクリアしていく。
はたしてこれでFSWの300R走ったらどうなるんだろう?

しかし、このクルマはポルシェの2000万円級のGT2、GT3、GT3RSよりも明らかに速い(彼の動画を見れば分かります)。

そして、踏めば踏むほど空力が効いて、車体が安定していきます。スピードが伸びるほど。
これって、市販車ではあり得ない(普通逆ですよね)。

エクステリア 

みなさん評価して下さい。しかし、ここまで色が変わるマジョーラははじめてみました。
カメラの画像を起こしても、青の時も、紫の時もあり。カメラマン泣かせのクルマですね。

ブレーキ

 ブースターも付いていませんので、思いっきり踏み込まないと最初は効きません。
しかし、暖まってくると本当にコントローラブルですし、相当に短い制動距離で止まってくれます。
ABSもなかったかな?違う意味で、ポルシェより優れたブレーキですが、市販車にこのブレーキ乗せたらみんな事故ります。

では、このクルマを公道(一般道、首都高、峠)で走らせて楽しいか?

まあ、空いた首都高・湾岸ぐらいならいいでしょう。しかし、一般道で走らせても、本当につまらない(=意味が無い)ですね。
レースカー(CUP CAR、GT3RS or RSR、あるいは昔のポルシェレースカーのストリートバージョン)で
ナンバー付を大黒に持ち込むと、「凄え!」「速そう!」と人が集まります。実際にご満悦の人も多いですね。
でも、実際に走らせると、決して面白く無いしろものなんですね。あれは富士スピードウェイじゃないと、意味が無いし、
スピードウェイでの楽しみを覚えていたら公道なんてあほくさくて走れないでしょう。

というわけで、レースカーとロードカーの違いを垣間見ることが出来ました。
O君には本当に感謝です。リスクが大きいのに、信頼して貸してくれたことに感謝多々です。


みなさん、彼の車を見てどう思いますか?どんな市販車よりもラップタイムは速いです。しかし、この車欲しいですか?

結局、ロードカーはあくまでもロードカーなので、タイム云々するならここまでやらないと意味が無いし、
ロードカーでサーキット行くならほどほどが良いのでしょうね。
僕にはそういう結論でした。レースカーはあくまでも別世界です。
しかし、違う世界を知っているのと、知らないのは大きな違い。というわけで、何でも試乗して飛び込んでみることを僕は続けます。


いやぁ、それにしても、あの加速感と空力性能、コーナリングは鮮烈でした。ターンパイクだと絶対に僕は死ぬでしょう。

 


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