2009.3. New Boxster試乗
ポルシェセンターでNew Boxsterをお借りして、休日の空いた首都高で友人と全開試乗してきました。
このボクスターは非直噴2900cc、255馬力の小排気量の方のモデルですが、フルオプション!
Exclusiveで指定できるほとんどの場所が、ボディ同色に塗ってありました。
とりあえず試乗です。通常の試乗コースではありませんので、相当なハイペースです。
当然クロノパッケージ付きなので、
SportPLUSを迷うことなく選択。
燃費は、僕のハイペースの運転では3-4km台でした。まあ、飛ばせばそんなもんでしょう。
自分のケイマンではよりは少し悪い気がしました。

エンジンパワーは、2,900ccモデルにしてはかなりあります。SportPLUSにすると、レスポンスが最速になり、
PDKの継ぎ目のない加速と相まって、一般道では相当なハイスピードを保てます。とても気持ちが良い!
残念ながら僕の2,700ccのケイマンより明らかに加速が鋭いです。10馬力しか変わらないのですが、
レスポンスやトルクの差でしょうか。とにかく、エンジンは明らかに良くなっています。
オープンにするとさらに体感速度はアップします♪
ただし、冷静に0-100kmをやると、それほど速くないので、そこはボクスターSとは違うところですね。
とにかく、首都高レベルであれば、全く動力性能は問題なく気持ち良く走れます。
ちなみに、ここのコーナーで少しテールが出てPSMが介入しました。
(ご覧になりたいかたはmixiの動画コーナーにあります。閲覧キーはメッセージで訊いて下さい。)
故意にスライドさせたのですが、PSMがうまくまとめてパワーカットしてまとめてくれました。
ブレーキもABSも極端に介入しませんし、「踏んだだけ効く」素晴らしいブレーキです。
基本的にコーナリング性能は以前の987と変わりはなく、軽量ミッドシップ故に非常に高いレベルです。
剛性は僕のMC前のケイマンと比べるとやや落ちますが、一般道では問題無いレベルですし、
ボディ自体が入力をうけとめて曲がっていくような感じなので、これはこれで楽しく走れます。
気になったのは、ハイスピードで散々走った後、タイヤだけでなくクラッチの焼ける匂いが相当していたことです。
PDKのクラッチの寿命はどの程度あるのでしょうか?
まとめると、
今回のマイナーチェンジで、2,700ccから2,900ccに動力性能は確実に改善した。
特に今までかったるかった中間加速のレスポンスは明らかに改善したので、正常進化と言えるでしょう。
全体に、非常にFUNなクルマであり、動力性能は必要十分、コーナリング・ブレーキ性能は非常に高い、
ということで、2,900ccで600万円台のプライスはバリューを考えると非常に良くなっている。
逆に言うと、3,400ccモデルにエクストラの150万円を払う必要は、サーキットユース、高速道路での巡航、
を考えなければ必要無い?(3,400ccモデルに試乗してから結論は出します)
2ペダルMTのPDKは非常に高いレベルで完成されている。耐用度さえクリアすれば、とても楽しめるが、
クロノパッケージは必須。クラッチペダルの有無はもはや趣味のレベル。
といったところです。ただし、素の608万円という値段にごまかされてはいけません。
必須のHIDライト、クロノパッケージ、シートヒーター、をつけるだけで、オプションは相当な金額になるのは
覚悟して下さいね♪
さて、このクルマ、Exclusiveあるいはディーラーオプション満載でなかなか楽しめます。
インナートリムがボディ同色に塗ってあります。
僕は自分でやりましたが、ポルシェもお金を払ってオーダーすればやってくれますね。

これは実際にみると相当派手です。
ここの処理は僕とは少し違いました。

エアコン吹き出し口まで塗れるんですね。
シート裏側も塗ってあります。

マットの縁取りもボディ同色。
センターコンソールも当然真っ黄色。フタには同色のステッチが入っています。
ホイールはこのような形になりました。

ところで、友人の素朴な疑問ですが、「このウィングの台座は空気抵抗にならないのか?」と。
確かにその通りで、ケイマンのような足があるパターンの方がいいですね。
ちなみにこれが普通の展示車両の新型ボクスターS。
ヘッドライト、ウィンカー周りが変わりました。部品取って旧型につけるのは難しそうです。
こちらもいつか運転してみたいですね。
室内はずいぶん印象が違いますがこちらがノーマルです。あの黄色の方が特殊です!

テールはLEDです。
新しいホイール。
センターコンソールのフタがレザー貼りでポルシェのクレストが入っていました。
実は広いリヤのトランク。奥の方に、フェンダーの鉄板が直接見えています。あれは良くない!

そして広いフロントトランク。ボクスターの収納能力は大した物です。ケイマンとじつはあまり変わりません。
エンジンはどこにあるのでしょう?というぐらい。
ちなみにこちらが旧型のボクスター。

限定仕様なのでこちらも内装はボディ同色塗装しまくりですね。
実は、「乗り心地が悪い」というユーザーの声に応えた、という広報のコメントを聞いて、
新型ボクスターは、987の持ち味のハンドリング性能が失われたのでは?、と心配していました。
ところが、ハイペースで運転してみて、やはり987は最高でした。
乗り出し価格は安くはありませんが、ボクスターもケイマンも非常に良いクルマです。
今のポルシェのレンジの中で、「Value for Money」が最も高いのは間違いなく987シリーズです。