公認取得・ユーザー車検 その2 (予約・テスター編)
(1)予約
車検では予約が必要になります。1週間前からテレフォンサービスで申し込みます。
通常の継続検査であれば全国どこの運輸支局でも受けられますが、今回のような構造変更では管轄でしか受けられません。僕の場合は関東運輸局東京運輸支局、となります。
予約電話番号はこちらの国道交通省のホームページから調べられます。
任意の4桁の申し込み番号を入力すると、5桁の予約番号が発生します。
車検当日に番号を聞かれますので、忘れずにメモっておきましょう。
予約は午前・午後ありますが、ユーザー車検では午前をお薦めします。検査に落ちても当日は何度でも再検査を受けられるからです。
(2)テスター
ユーザー車検ではライトの光軸やサイドスリップの調整が出来ないのでテスター屋さんのお世話になります。ここでラインの練習、前検査、調整をしてもらえます。
車検場の近くには必ずこういったテスター屋さんがあり、朝7時くらいからあいています。
今回は検査と光軸調整3150円、サイドスリップ調整1050円の合計4200円でした。色々相談にも乗ってもらえます。
1.サイドスリップ検査
車がまっすぐ進む時にホイールが左右にずれているかを計ります。
ラインにまっすぐに進入しそのままゆっくり通過します。ハンドルをきってはいけません。
微妙にずれていたので左側のみ調節してもらいました。熟練技です。
2.スピードメーター検査
本番ではローラーの上を走って、時速40kmになったらパッシングします。
テスター屋さんでは本当に40kmの時、メーター読みがいくつになるかを覚えておきます。
僕のクルマでは42km(RSMにて)でした。ローラー上は3速で走るとやりやすいです。
3.ブレーキ検査
フロント・リヤ・サイドブレーキの効き具合をテストします。
まずフロントをローラーにのせブレーキを解除(オートマではNへ)します。
ローラーが回転し合図が出たら、フットブレーキをしっかり踏みます。弱いと不合格になります。
次に、リヤをローラーにのせフットブレーキ、サイドブレーキも同様にテストします。
サイドもしっかり引きましょう。
4.光軸検査
ヘッドライトの光軸を検査します。ハイビームのみ検査するので、ロービーム側はガムテープでふさいでおきます。
ハイビームを点灯していると機械が自動で検査します。こちらも調整してもらいました。
5.排ガス検査
排気ガスのCO,HC濃度を測ります。マフラーにプローブを差し込みます。
クルマの製造時期によって規制値が異なりますが「Aボタン」を押しておけば間違いないでしょう。
本番ではこのあと足回りの検査があるのですが、こちらは省略です。