また、CDU928Eはdisk at once (DAO)にハードが対応していません。
track at once (TAO)は可能ですが。
まあすごく特殊なフォーマットを焼くのに問題になるかもしれませんが、
現在の所は問題なくプレステ、音楽CD、ともにいけてます。
LEVEL 1:データの保存用
ある日、Win95が立ち上がらなくなりましたが
データはCDRに焼いてあったので助かりました。(実話)
こういう用途であればマシンに付属しているEasy CD 95でも作れますが
このソフトは違法コピーに配慮したためか超機能限定版で、
普通のCD-ROMのコピーはおろか、音楽CDも焼けません。
ちなみに海外では強力なソフトとセットで、CDRは売られています。
CDU928E+NEROという組み合わせもあるようです。さすが外人はやることが大胆ですね。
LEVEL 2:音楽CD
まず音楽CDをWAVファイルに変換せねばなりません。
音楽CDはCD-DAというフォーマットで、100%読めることを前提にしていないので、
エラー訂正が甘く、そのためデータCD-ROMと違い読み込みに
コツがいります。
読み込みソフトには
CD2WAVやCD-DA extractorがありますが、CDU928Eに関しては動作は不安定で
イマイチです。CD2WAVではテンポにゆらぎが、CD-DAではスクラッチしたような
音飛びが発生し、回避できません。僕のおすすめはNEROで1トラックずつセーブすることです。
新品のCDから変換すると音飛びはほとんど発生しません。
EASY CD PRO 95も同程度に安定してとれますが、時々バックグランドに
ノイズと音の歪みが少しあるようです。
なお、どちらのソフトでも複数のトラックを一括してセーブしようとすると、
ハングアップします。何故でしょうか?
LEVEL 3:プレステCD
同じSONY製品で、相性は良いです。(最初は読めなくしてあるかと思いましたが)
特殊フォーマットじゃなければ、NEROでほとんど(今のところ100%)とれます。
一部のソフトはトラックが689MBもあるんだ!と宣言してくるので(実は嘘)、
そのときには少しテクニックが必要です。EASY CD PRO 95で、まずトラックをiso形式でセーブし、
(エラーが出るところまで)、そのデータをCDRに書き込みます。ただし、そのままだと
ソフト側にはねられてしまうので、他の(650MB以下の)データを用意しそれを
書き込む、とみせかけてキャンセルし、ファイルを交換してから継続しソフトを騙さないと
いけません。なお世の中には74分以上焼けるメディアが存在しますが、
(僕も持っているけど)今のところ使う必要は無いみたいです。
ちなみにプレステはもちろん改造済みでなければなりません。
今なら秋葉原で3000円ぐらいで改造用チップが売っていますが、
東南アジアでの相場は150円です。
LEVEL 4:メディアの研究
カーステやプレステは、メディアにうるさいようで、ONKYO、MEMOREX、KODAK、
などでは時々読み飛ばしてしまいます。今のところTDKでは問題なく読めるので、
プレステには日本誘電かTDKが良いという定評(?)通りなのかもしれません。
ちなみにMr.DATAでは書き込みミスがありました。
安いだけのことはあります。
LEVEL 5:一枚のCDに・・・
プレステは最初のセッションしか認識しないので、
一部のソフトでは余ったスペースも使うことができます。
つまりプレステ兼音楽CD兼データCDも可能ですが、特に意味はありません。
最後にCDRが世の中に広まらないことをつくづく願います。