emergent calls, Menu
1:バイク盗難未遂
2:改造車で通報
3:自転車自爆高校生+医療行為
4:自転車自爆老婆+医療行為
5:自動車横転しても軽傷
6:河川敷火災
7:空とぶ自動車
8:カーブ立往生
9:高速での車外放出事故
10:炎天下滑落+医療行為
11:物損・逃走トラック
12:噛まれた+医療行為
13:多重衝突inUSA
14:多重衝突inJapan
15:動物キケン?
16:スノボ+代行
17:交通優先と社会優先
18:合流事故・安全確保
19:亀の子VIP
20:カーチェイスinGermany
21:自損エアバッグ全開老女
22:横転軽自動車
23:右折直進初心者

Back to top image00

emergent call record
事件記録簿 / Jichi Med Univ(JAPAN)
image00 車であつまり通報

現場 大黒パーキング・お台場路上など
時間 2005年 週末 23から25時ころ



自動車改造ブームのころ、ぼくもよく改造された車であつまっていて、
よくお巡りさんとお話してた。誰かが通報したこともあれば、
警らのこともあれば、お約束の場所で警察待ち伏せもあった。
今の時代だと、オートサロン前後・お正月暴走前後でしかみない光景かも。

こんなに真面目でも通報される側になるんだなあ。

僕の車は違法改造箇所はかなり少ない方だったけど、
そもそも、違法改造という定義はあいまいで、正確に取り締まることは難しい。
スモークフィルム、直管マフラー、はみ出しタイヤ、バネの遊ぶ車高短、みたいな
わかりやすいものは、注意されることもあったようだが、それでも、
取り締まるためには車検同様の検査が必要で、警察もやりたくない(コストかかる)。

集まること自体の違法性はなく、若者が多い時代では、否定する大人も少なかった。
自然と、「通報されたら僕らも一応注意するんでね」みたいなノリが警察にあり、
通報される側もする側も顔なじみのことが多かった。

あまりにひどい暴走の例は、あとで送検されたようだが、それも、
「お前そのままじゃあ死んじゃうよ」みたいに諭されることが多かったとさ。

僕らの頃には、暴力文化や抗争事件はなくなっていて、むしろ、
一般の人と、遊びたい人、の対立構図だったようだ。
このころをピークに犯罪は減少し、検挙率があがり、警察の仕事は減っていった。
自然と、犯罪者よりも、市民を相手にした仕事が増えた印象。。


(いつものように集まって友達と無駄にしゃべってると。。)
はい、かえってかえってーーー。
またかあ、撤収撤収。。。

(30分ほどぐるぐるして戻ってくる)。そろそろ、いーだろう。

(向こうもよく知っていてまたやってくる)。だから、かえりなさーい。わかってるんでしょー。


週末のたびに、これの無限ループをやっていた。
ドリフトの取り締まり、暴走族や最高速組の取り締まりも基本にたようなもの。

ただ、後半からは暴力団風の人がはいってきたりトラブルも増え、取り締まりが厳しくなり、
道路やパーキングも対策が強化された。ブームは数年で衰退し、オワコン化していった。
僕はそのままで乗ってたけど、改造もやりつくし、仕事も忙しくなり集まりに行かなくなってた。

Back to top image00