emergent calls, Menu
1:バイク盗難未遂
2:改造車で通報
3:自転車自爆高校生+医療行為
4:自転車自爆老婆+医療行為
5:自動車横転しても軽傷
6:河川敷火災
7:空とぶ自動車
8:カーブ立往生
9:高速での車外放出事故
10:炎天下滑落+医療行為
11:物損・逃走トラック
12:噛まれた+医療行為
13:多重衝突inUSA
14:多重衝突inJapan
15:動物キケン?
16:スノボ+代行
17:交通優先と社会優先
18:合流事故・安全確保
19:亀の子VIP
20:カーチェイスinGermany
21:自損エアバッグ全開老女
22:横転軽自動車
23:右折直進初心者

Back to top image00

emergent call record
事件記録簿 / Jichi Med Univ(JAPAN)
image00 日没後の交差点事故

現場 旧国道4号交差点 時間 2024年 18:00 休日




日曜日に職場からかえる途中、大学でて最初の交差点で、
2台の車がぶつかってとまっている。
右折直進事故で、右折は初心者マークのプリウス。
ぎりぎり自走できるか、というぐらいの前および左側面の損傷

直進側は軽自動車だが損傷がひどく、右前部の車輪が完全にまがってる。
軽自動車の足回りはかなり弱くて、簡単に走行不能になってしまう。
さらに、なにかの液体が大量にでて道路に流れ出ている。

ドライバーは両方ともに30代くらいの若い男性。事故直後らしい。

声をかけると、軽度の打撲だが、体にさわって確認する。
二人とも問題ない。

むしろ、問題なのは、交差点のどまんなかで破片や液体をまきちらして走行不能な2台。
日が暮れていたため、すぐに、手持ちの発煙筒1個をつける。
LEDタイプの発煙筒さらに2個、さらに、おおきなLED警棒ももっていたので、併用して、
事故が視認できるようにする。三角表示板もおく。

車外に流出してる液体を確認する。これは、以前の事故で得た教訓。
さわり、匂いをかいで、冷却水であることがわかる。
オイルであればスリップの原因になるのであとで砂をまくだろうし、
ガソリンであれば一大事で、周りを避難しないと大惨事になる。
冷却水であれば、エンジンをとめて(オーバーヒートする)おけばいい。

夕方で混雑していて、わざとゆっくり近くを走ったり、のぞきこもうとする一般車両多数。
本当にアホだ。飛散した破片が、ヘッドライトレンズの樹脂であることを確認。
ガラスだったら、踏んでパンクするやつもいるだろうけど、樹脂なら大丈夫だろう。


一通り安全確保しつつ、警察の到着をまつ。なかなかこない。。
30分ちかくたったかして、現着。
事故当事者ではなく、とおりかかりで現場処理してます。医者です。
車両は動かせますか。
片側はドライブシャフトとアームが折れてて自走できません。
オイルもれしてますか
冷却水だけです。ガソリンもでてません。
了解です。ちょっとしばらくこの機材(灯火)かしてください

すぐに応援の交通課が到着し、現場整理をはじめる。
僕は、つかった機材を返してもらいつつ事情を説明。
自分の連絡先を伝えて、帰宅。



到着時はこんなかんじ。
実際にはここに灯火類をおいて、二次事故を防止する。
この画像でも発煙筒をおいてあるが、なかなか見づらい。一個ではあんまり意味がない。


交通課到着後はこんなかんじ。
とにかく、目立つものが夜は必要。
当事者、自分を守るためにも、二次事故の防止のためにも。
今回は、LED警棒がとても役に立った。
何でも、備えだなあ、と思う。

Back to top image00