emergent call record
事件記録簿 / Jichi Med Univ(JAPAN)
軽トラック横転
現場 国道4号バイパス
時間 2024年 11:00 日曜日
休日通勤のために国道4号バイパス(片側3車線)をはしっている。
信号交差点を通過すると、中央分離帯にのりあげるようにして横転してとまっている軽トラックを発見。
状況がよくわからないので、先の信号でUターンして現場に向かう。
横転した軽トラックはエアバッグが全部開いていて、
荷物とおもわれるエアコン室外機が近くにころがっている。
日曜日にもエアコンの取り付け・取り外しを行っていたのだろう。
すぐ近くの、路側帯(道路の外)に、別の乗用車がとまっておりこちらは側面が損傷。
また、到着したばかりのパトカーが一台。
「僕はそこの大学の医者ですけど、大丈夫ですかあ」と声をかけると、
事故当事者(横転トラック)は30代くらいの男性であり、どこも痛がる様子もなく、「大丈夫です!」と。
乗用車のドライバーもケガがないと。
警察も到着しており、僕はやることはなさそうなので、
現場のまわり(対向車線にも)に、通行障害になる破片などがないことを
確認して、現場を立ち去った。エアコン室外機は、当事者が通行の邪魔にならない場所に動かしていた。
軽トラックは簡単に横転するし、でんぐり返しもする。
車体もかるく、重量バランスもよくなく、ホイールベースもトレッドも小さい。
横転時に窓があいていると、無意識に手をだして、骨折や切断事故の原因になるという。
サーキットでは、窓はあけないか、ネットがついてる。
今回は、そんな大事故にならず、受け身もとれたようで、ケガがなくてよかった。