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emergent call record
事件記録簿 / Jichi Med Univ(JAPAN)
image00 放置火

現場 公園ちかく・河原 時間 金曜日 21時




実行してるひとには罪の意識が薄いけれども、
影響がそれなりにあるという事例。

いつものように運動コースをかえってくると、放置されてる火がある。
まわりに人気はなく、真っ暗。火は2-3メーターサイズで、橋脚を焦がしている。


河川敷で自動車がはいれてスペースも広い。
キャンプブームのころから、週末に多くの人が来るようになってる。
遠方からもきて、大きな焚火(直火だ)をしてることも。
焚火は時に橋脚を焦がし、しばしば消防車が来る。
夏は、若い人たちが週末に盛り上がってるところに消防出動して、 警察沙汰になってることも。


風が吹いていて、自然消化するかどうか、微妙だったけれども110番通報。
場所と火の大きさ、まわりに人がいるかどうか(放火かもしれない)を伝える。
火は鎮火傾向であることも。

警察が出動するので、現場待機していると伝える。
20分ほどでパトカー・警察到着。火が小さいといっていたせいか、消防車は来ない。
ほぼ鎮火していたので、スマホでの撮影画像をみせると、調書用にそれを記録している。
「現場をみにいかないと」と先輩警官がはりきって現場調査にでかけていった。

キャンプやバーベキューの火を放置して帰ったんだろう。
そこまで悪意がなかったのかもしれない。でも、国有地で火事になるかもしれない、
橋脚などの資産を燃やしてしまうかもしれない。
いまの警察の調査能力だったら、本気になれば足取りなんて簡単にばれてしまう。

違法だから焚火はやめろ、花火はやめろ、とか厳罰主義をいうわけじゃない。
ただ、あまりに損だから、火は消してから帰ったほうがいいとおもった。
無知故なんだろう。犯罪や事故は無知が多いんだろうな、と。

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